ルーンのお守り的な…続×4
昨日の続き…です(。-_-。)
枝を頂いた後は…
その“場”にもお礼をして
大事に枝を抱えながら家路につきます。
嬉しさのあまり転びそうになりながらもほぼダッシュで帰りました。
面白いことに家路の道中に新たな友の姿もありました。
オオカミです。
オオカミは私が枝をアミュレットに仕上げる間、、、満月の夜まで
わたしのそばに居てくれました。
それはオオカミと私の絆をさらに強く結ぶ時間でもあったし
オオカミ的にもどんなアミュレットが生まれるのかを見守っているようでした。
村へ帰るとまずは老司祭への報告と枝の声を聴くことに。
私が興奮気味に話している間、
私の口の動きが落ち着くまで、
老司祭は目を閉じてじっくり耳を傾けてくれました。
一通り話し終えると老司祭はゆっくり頷き、
オオカミの労をねぎらうように頭を優しく撫でていました。
「では、オークの枝の声を聴こう」と老司祭が云いました。
老司祭の部屋には白樺の幹をくりぬいたかなり大きな器(?)があります。
その器の中には水晶が敷き詰められていて
部屋の明かりの松明に照らされてキラキラしています。
そこに泉の水を満々に注ぎ、ヤロウとエルダーを入れ
オークの枝をそっと浮かべます。
老司祭とともに感謝と愛と許しの祈りを捧げます。
そして枝をワシの羽根でひと撫ですると
幾つかのポイントに分かれて枝がほのかに輝きました。
老司祭がさらにオークの枝に意識を集中します。
『 「ともに歩まん…
あるがままに、傷を隠すことなく愛と許しを得ん…」
これがこの枝の言葉。
しっかり胸に、お前の全身に刻むように。
この言葉を唱えながらアミュレットをひとつひとつ仕上げるとよい。
葉・枝・実…それぞれに輝いておる。
それぞれにお前なりのアミュレットの形を与えなさい。 』
と老司祭が語ってくださいました。
老司祭に礼を云い、オオカミとともにお気に入りの丘へ。
そこでどんな風にしようか考えることに……、、、その結果、
枝にはドングリが7つ。
それはこの丘、村の中でも一番に朝日の当たる丘の斜面に
円を描くように植えました。
頂いた一枝から新たなキラキラしい芽が誕生することを祈りつつ。
葉は麻の糸を通して小さなリースにし
扉に飾りました。
枝は、小さめのセレモニーワンドを1本、
ポケットに入るサイズの木の球っぽいアミュレットを9つ、作りました。
ワンドをユグドラシルの幹とし、
9つの木の球をユグドラシルが根をおろす9つの世界としました。
それらが出来あがった満月の日の朝、
老司祭に報告し、そしてオオカミとともにオークのもとへ。
鳥の声が賑やかです。
オークの根元にアミュレットを置いて感謝の祈りを。
オークも優しく枝をゆすり返事を返してくれます。
ちょうどその頃、木々の間から朝日が降り注ぎアミュレットを照らし出していました。
しばらくそこで過ごした後、
オークとオオカミ改めてお礼をし家路につきました。
…という感じで(*´ェ`*)